響ホールリサイタルシリーズ

ダニエル・オッテンザマー　クラリネット・トリオ・アンソロジー

一流の演奏をたっぷりとお楽しみいただく響ホールリサイタルシリーズ。
シリーズ第２弾は、世界最高峰のクラリネット奏者が率いるトリオが登場します。

ウィーン・フィル首席クラリネット奏者のダニエル・オッテンザマーがチェロのシュテファン・コンツ(ベルリン・フィル)、ピアノのクリストフ・トラクスラー(ウィーン国立音楽大学教授)とともに立ち上げた画期的なプロジェクト「クラリネット・トリオ・アンソロジー」。
世界各地でツアーを展開する彼らにとって、響ホールがトリオとしての日本デビュー公演となります。幼馴染でもある３人の息の合った演奏、幅広いプログラムを是非お楽しみください。

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出演

ダニエル・オッテンザマー（クラリネット）

©Andrej Grilc

DANIEL OTTENSAMER, clarinet
ダニエル・オッテンザマー（ウィーン・フィル首席奏者）

ニールセン国際コンクールなどで多くの受賞を経て、2009年からウィーン・フィルの首席奏者。ソリストとして、ロリン・マゼール、グスターボ・ドゥダメル、アンドリス・ネルソンス、アダム・フィッシャーらの指揮のもと、ウィーン・フィル、カメラータ・ザルツブルク、N響などと共演。室内楽でもダニエル・バレンボイム、ルノー・カプソン、ミッシャ・マイスキー、ハーゲン・クァルテット、トーマス・ハンプソンらと共演を重ねている。アンサンブル“フィルハーモニクス”の創設メンバーであり、2019年からは“ウィーン・リング・アンサンブル”でも活動している。ソロ演奏はソニー・クラシカル、“フィルハーモニクス”ではドイツ・グラモフォンから多くのCDをリリース。2023年には、アダム・フィッシャー指揮／ウィーン・フィルとの共演によるニールセンのクラリネット協奏曲が発売予定。

シュテファン・コンツ（チェロ）

©Andrej Grilc

STEPHAN KONCZ, cello
シュテファン・コンツ（ベルリン・フィル奏者）

ウィーン・フィルに在籍した後、2010年からベルリン・フィルに所属。ソリスト、室内楽奏者、作・編曲家、指揮者として活躍。室内楽では、レオニダス・カヴァコス、リサ・バティアシュヴィリ、ジャニーヌ・ヤンセン、アントワン・タメスティ、ニルス・メンケマイヤー、ゴーティエ・カプソン、ジェラルド・フィンリー、トーマス・ハンプソン、アンナ・プロハスカ、ルドルフ・ブッフビンダー、エマニュエル・パユらと共演。ソリストとしては、ラインハルト・ゲーベル指揮／ドイツ放送フィルとロンベルク、ライヒャ、ヴォジーシェクの協奏曲をソニー・クラシカルに録音した。アンサンブル“フィルハーモニクス”、“ベルリン・フィル12人のチェリストたち”、“Made in Berlin”メンバー。作・編曲作品の多くが主要オーケストラ、著名アーティストに演奏されている。

クリストフ・トラクスラー（ピアノ）

©Andrej Grilc

CHRISTOPH TRAXLER, piano
クリストフ・トラクスラー（ウィーン国立音楽大学教授）
　
ソリスト、室内楽奏者、指導者として活躍し各国の主要ホールで演奏。多様な演奏スタイルと情熱的な演奏に定評がある。シュテファン・ヴラダー、マイケル・バレンボイム、トーマス・ハンプソンなどと共演。アンサンブル“フィルハーモニクス”のメンバーでウィーンフィルの演奏にも定期的に参加している。2022年からウィーン国立音楽大学教授。

プログラム

ベートーヴェン：三重奏曲第4番変ロ長調「街の歌」 op.11
ペルト：モーツァルト・アダージョ
ブルッフ：８つの小品 op.83より
　　　　　No.2　Allegro con moto
　　　　　No.3　Andante con moto
　　　　　No.7　Allegro vivace, ma non troppo
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シェーンベルク：クラリネット三重奏曲ニ短調「断章」
ツェムリンスキー：クラリネット三重奏曲ニ短調 op.3
ロータ：クラリネット三重奏曲