響シリーズ
「共鳴する音楽会」~東西の伝統が音楽で響き合う~
北九州市立響ホール×日本製鉄紀尾井ホール
日本製鉄紀尾井ホールとの共同主催公演。「紀尾井午後の音楽会」の特別版として『共鳴する音楽会 ~東西の伝統が音楽で響き合う~』と題し、西洋と東洋の名曲とともに、各界をリードする演奏家たちがコラボレーションします。
久留米市開催 賢順記念全国箏曲コンクール優勝者がベテラン勢と共演。また、全日本学生音楽コンクール九州大会の中学校の部で優勝した北九州市出身の鈴木れあ(ピアノ)が篠崎史紀(ヴァイオリン)と共演するなど、伝統を紡ぐ次世代の若人たちにも注目です。
2025年度 響ホール主催公演ラインナップチラシはこちら
出演
野村峰山(尺八・人間国宝)
(のむら ほうざん)
1957 年三重県生まれ。父の手ほどきで尺八を学び、のちに山本邦山(人間国宝)に師事。1975年、高校在学中に第1 回都山流尺八本曲コンクール全国大会にて金賞受賞。NHK 邦楽技能者育成会卒業。1994年度文化庁芸術祭賞、愛知県芸術文化選奨文化賞、文部大臣奨励賞、名古屋市民芸術祭審査員特別賞など受賞。現在、愛知県立芸術大学非常勤講師、(公財)都山流尺八楽会評議員、(公社)日本三曲協会理事、都山流参事、副道場長・検定委員、現代邦楽作曲家連盟監事、「新しい風」メンバー、竹の新撰組音楽監督、峰山会主宰。2020年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2022年重要無形文化財「尺八」各個保持者(人間国宝)に認定。2024年紫綬褒章受章。
藤本昭子(三弦)
(ふじもと あきこ)
祖母阿部桂子、母藤井久仁江(人間国宝)に箏・三弦を師事。1995年第1回リサイタル開催(全17回開催)。2001年伝統の継承と古典の新たな可能性を追求する場として「地歌ライブ」開始(全100回開催)。2019年高橋翠秋、鶴澤津賀寿、善養寺惠介と「SATZ」結成。2022年新たなシリーズ演奏会「伝承の力 古典の現在」を開始。文化庁芸術祭音楽部門大賞、レコード部門2年連続大賞、松尾芸能賞優秀賞、芸術選奨文部科学大臣賞等受賞。2021年紫綬褒章受章。現在、九州系地歌箏曲演奏家として演奏会・放送等に出演の他、後進の指導に当たっている。(公財)日本伝統文化振興財団理事。(公社)日本三曲協会、箏曲女流協会会員。正派音楽院講師。「藤本昭子の会」代表。
篠崎史紀(ヴァイオリン)
©井村重人
(しのざき ふみのり)
愛称“まろ”。NHK交響楽団特別コンサートマスターを2025年3月に退任。1963年北九州市出身。1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年ウィーンにてヨーロッパデビューを飾り、その後ヨーロッパを中心に活動をする。1988年に帰国後、群響、読響を経て、1997年NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍し、2025年3月惜しまれながらもその任を退く。ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。1996年より東京ジュニアオーケストラソサエティを設立。2004年より銀座王子ホールにて「MAROワールド」を開催している。1979年史上最年少で北九州市民文化賞、2001年福岡県文化賞、2014年有馬賞受賞。 北九州文化大使。WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員。使用楽器は1727年製ストラディバリウス(株式会社ミュージック・プラザより貸与)。
鹿野竜靖(箏)
(しかの りゅうせい)
岐阜県出身。11歳より箏曲家、沢井一恵氏に師事。第30回賢順記念全国箏曲コンクール最高位賢順賞。第二回利根英法記念全国邦楽コンクール第35回全国小中学生コンクール中学生の部、金賞並びにグランプリ受賞。2024年度、文化庁より『文化庁邦楽普及大使』を拝命。NHK「にっぽんの芸能」、NHK FM「邦楽のひととき」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等に出演。2024年度岐阜県芸術文化奨励賞受賞。これまでに藝大ファルハーモニア管弦楽団、大垣市室内管弦楽団等オーケストラとの共演も重ねる。昨年度東京藝術大学邦楽科現代箏曲専攻卒業。在学中に安宅賞、卒業時に”アカンサス音楽賞”、”同声会賞”各受賞。現在、同大学大学院在籍。
安嶋三保子(箏)
(あじまみ ほこ)
幼少より深海さとみに師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科箏曲生田流専攻卒業、同大学院修了。宮城道雄記念コンクール1位、長谷検校記念くまもと全国邦楽コンクール優秀賞、利根英法記念邦楽コンクール銅賞、賢順記念全国箏曲コンクール賢順賞(最高位)受賞。
文化庁青少年新進芸術家国内研修にて箏組歌を鳥居名美野に、文化庁三曲新進演奏家研修にて地歌三絃を富山清琴(人間国宝)、現代箏曲を福永千恵子に師事。
NHKテレビやラジオに出演。舞台音楽やWeb CMの使用曲の作曲や編曲を手がけ、録音にも参加。
宮城会、日本三曲協会、森の会、深海邦楽会、各会員。深海合奏団、和楽器集団「鳳雛」、各団員。伝統芸能プロジェクトチーム「TRAD JAPAN」奏者。
長谷由香(箏)
(ながたにゆか)
茨城県出身。箏を福永千恵子氏、二十絃箏を吉村七重氏に師事。東京藝術大学邦楽科現代箏曲専攻を卒業。第29回賢順記念全国箏曲コンクール賢順賞(最高位)受賞。第30回くまもと全国邦楽コンクールにて最優秀賞ならびに文部科学大臣賞、熊本県知事賞受賞。令和5年度茨城県知事奨励賞受賞。NHK Eテレ「にっぽんの芸能」に出演。モナコ公国モンテカルロにて現代邦楽作品の独奏を果たす。再演に焦点を当てた企画〜甦る〜長谷由香箏concert.を茨城県と長野県で開催。静寂の中に宿る箏の一音一音の重なりを、今を生きる作曲家と共に従来の形式を礎としながら、新しい作品を生み出すことを志す。文化庁 邦楽普及大使。沢井箏曲院教師。
ほか
プログラム
長唄「越後獅子」
唄:杵屋巳三郎、杵屋巳津二朗、杵屋巳三寿郎
三味線:今藤長龍郎、松永忠三郎、今藤龍十郎
囃子:望月太津之、堅田新一朗、望月左太助、望月大貴/福原百貴
宮城道雄「春の海」
ヴァイオリン:篠崎史紀
箏:鹿野竜靖
中能島欣一「さらし幻想曲」
三味線:今藤長龍郎
尺八:野村峰山
箏:山下紗綾
作者不詳、宮城道雄箏手付「尾上の松」
歌・三弦(長谷検校遺愛の銘器):藤本昭子
歌・箏:安嶋三保子
A.ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ op.100
ヴァイオリン:篠崎史紀
ピアノ: 鈴木れあ
沢井忠夫「上弦の曲」
尺八:野村峰山(人間国宝)
箏:長谷由香
奥田祐「ヨヘホ節」「五木の子守唄」によるラプソディー
三味線:今藤長龍郎
ヴァイオリン:篠崎史紀
*曲目・曲順は変更になる場合があります。ご了承ください。
監修:徳丸吉彦
hibikiこども未来シート
北九州市内在住の小・中・高校生とその保護者をご招待します!
(先着30名)
〇受付開始:11月12日(水)10:00から 申込フォーム にて
*お座席はお選びいただけません。
*保護者は1申込みにつき1名のみとなります。
また、小学生はお子様のみでのお申込みはできません。
*チケットが完売した場合は募集を中止いたします。
*その他詳細は専用の 申込フォーム を必ずご確認ください。
お問い合わせ
響ホール音楽事業課 TEL 093-663-6661(9:00~17:00|土日祝除く)
主催:(公財) 北九州市芸術文化振興財団、(公財)日本製鉄文化財団、日本製鉄株式会社 九州製鉄所
共催:北九州市
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:日本製鉄株式会社 九州支店
後援:北九州市教育委員会、北九州音楽協会
日程・会場
会場:北九州市立響ホール
2026年2月8日(日)14:00開演
*13:00開場
▶座席表はこちら
料金
- 全席指定
-
一般 : 3,000円(前売)
ペア券 : 5,000円(前売のみ取扱い)
25歳以下 : 1,000円(前売)
*25歳以下…この公演では、2000年以降生まれの方が全て対象です。(入場時要証明)
*未就学児入場不可
*当日各500円増
チケット発売日
- KICPACメンバーズ先行予約日
- 2025年10月31日(金)10:00~17:00
- WEB
- 電話
- チケットクラブQ先行予約日
- 2025年11月6日(木)10:00~17:00
- WEB
- 一般発売開始
- 2025年11月7日(金)10:00
- WEB
- 電話
- 窓口
チケット取扱い
- 響ホール
- 事務室(9:00~17:00)
電話093-663-6567(9:00~17:00|土日祝除く)
オンラインチケット
- 北九州芸術劇場Q-station
- (平日11:00~18:00、土日祝休10:00~18:00)
- Pコード:293-176
Lコード:84920
その他・サービス
第一便13:00/最終便13:45
お願いとご案内
*やむを得ぬ事情により、公演内容が変更となる場合がございます。最新情報は響ホールホームページにて、公演日まで随時ご確認ください。
*公演中止の場合を除き、チケットのお申込み・購入後の変更、キャンセル、払戻しはできません。
*前売券が完売した場合は当日券の販売をいたしません。
*演奏中の入場は制限させていただくことがございます。
*演奏中の写真撮影・録音・録画・携帯電話等の使用は、固くお断りいたします。
*転売を目的としたチケット購入は固くお断りいたします。
